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基本情報

在留邦人数24,097人(2022年10月現在)
義務教育期間 6~14歳(小学校は1~6年、中学校は1~3年)
年度9月~翌年7月
学期3学期制

入国に必要な予防接種はありませんが、A型肝炎、B型肝炎、水痘、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎、季節性インフルエンザ等の接種をお勧めします。お子さまに求められる予防接種は日本とほぼ同じです。香港の医療機関では肝炎などの予防接種を受けることもお勧めします。
出典:外務省 世界の医療事情 
 

日本人学校

香港には、2つの日本人学校と1つの補習校があります。香港日本人学校(Hong Kong Japanese School and Japanese International School)は、日本政府の方針に基づいて設立され、香港在住の日本人コミュニティが運営しています。これらの学校は香港の法律に準拠した私立学校であり、3つのキャンパスが存在します。香港の教育法により扶養家族ビザ(Dependent Visa)がない場合、学校への入学手続きはできません。そのため、保護者と同行する子供は、香港での居住ビザを事前に取得しておかなければなりません。

香港日本人学校には、香港校と大埔校の2つのキャンパスがあります。香港校の英語名は"Hong Kong Japanese School"で、大埔校の英語名は"Japanese International School"となっています。小学部は香港校と大埔校の両方に分かれており、中学部は香港校に所在しています。香港日本人学校では2016年より「グローバルクラス」を創設しました。障害のあるお子さんを受け入れる「特別支援教室」もあり、日本の国立特別支援教育総合研究所の協力を得て、支援教育に力を入れています。
 大埔校には、国際バカロレア(IB)のカリキュラムで英語の授業を行う国際学級(International Section, IS)が設けられています。

香港日本人学校香港校小学部(Hong Kong Japanese School Primary Section)

香港日本人学校大埔校(Japanese International School)

           国際学級(International Section, IS)

香港日本人学校香港校中学部(Hong Kong Japanese School Junior Secondary Section)

※生徒数 非公表

香港日本人補習授業校

香港の日本人補習授業校では、幼稚園児向けの幼稚部と小学生向けのコースがあります。小学生には、各学年ごとに6つのレベルクラスがあり、さらに小学1~3年向けに国語科、小学4~6年向けに継承日本語クラスがあります。レベルクラスでは、日本の教科書を使用しており、週1回の3時間の授業で国語と総合科を学びます。

教育スタイルは日本とは異なり、双方向的な授業が行われています。継承日本語クラスでは、英語を使う生徒に対して日本語を第二言語として育むことを目指しています。クラスは16~18人程度で、学校は日本政府から援助を受けており、教室はChinese YMCAの校舎を使用しています。

生徒の約70%はインターナショナルスクールに通い、約30%が現地校に通っています。日本人の親を持つ生徒は半数で、日本語の使用は生活によって異なります。補習校で学ぶ生徒たちは日本人以外の友人と交流し、週末には日本語を学びます。こうした経験を通じて、彼らは日本文化を理解し、異なる文化を受け入れることを目指しています。

インターナショナルスクール

香港のインターナショナルスクールには、多くの日本人の子供が通っています。地元の香港人も入学できるため、歴史のある学校では学年相当の英語力が求められます。英語教育を強化した学校もあります。

英国統治時代に設立されたEnglish Schools Foundation(ESF)というインターナショナルスクールが22校存在します。学区によって通学先が決まります。幼稚園から付属小学校への進学も可能ですが、人気が高いため準備が必要です。香港のインターナショナルスクールは私立校とESF(公立校)に分かれます。ESFは香港でインターナショナルスクールを運営する財団で、公立校であり政府の援助を受けています。カリキュラムはイギリス式で、学区制が採用され、近隣の学校が勧められます。入学時に英語力が必要ですが、小学校で入学すればセカンダリーに進むことができます。
私立校はバリエーションがあり、学校ごとの特色を考慮して選ぶことが重要です。授業料は大変高額になる模様です。
 

ローカル校(現地校)

香港の幼児教育は「幼稚園」と「幼児センター」に分かれ、幼児センターには「育嬰園」と「幼児園」があり、幼保一元化が進んでいます。一部の施設では小学校への準備の一環として、幼稚園から学習が導入されています。

香港はかつてイギリスの植民地で、教育制度もイギリスの影響を受けていましたが、2009年には日本と同様の学制に変更しました。多くの学校で中高一貫教育が行われ、学年の始まりは9月からで、3学期制が採用されています。公立学校では学校ごとに異なるカリキュラムが導入されるため、学校選択が重要です。

香港は「超学歴社会」として知られ、小学校の学力が中学進学に影響を与える厳格な教育が行われています。英語で授業を行う中学は難関とされ、大学へ進むには優秀な成績が求められます。学校間格差を減少させる試みもありつつ、エリート志向が根強く大学進学は高い成績が要求されています。

その他
香港では、例年6~10月頃に台風や大雨などの天候不順により警報が発令され、学校が休校になることがあります。
テレビ・インターネットなどの報道や気象庁サイトで、随時警報を確認することが可能ですが通常授業の有無は、必ず各学校にお問い合わせください。

大雨警報 黄(イエロー) および 台風シグナルNo1, No3       : 通常登校
大雨警報 紅(レッド)・黒(ブラック) および 台風シグナルNo.8以上: 休校

年齢ステージ学年備考
0~2保育園(育嬰園)  
2保育園(育嬰園・幼児園)Pre-Nursery Class 
3幼稚園K1(3歳)、K2(4歳)、K3(5歳) 
4 
5 
6小学校
(Primary)
Primary 1 
7Primary 2 
8Primary 3 
9Primary 4 
10Primary 5 
11Primary 6 
12中学校
(Lower Secondary)
Form(Secondary) 1 
13Form(Secondary) 2 
14Form(Secondary) 3 
15高校
(Upper Secondary)
Form(Secondary) 4 
16Form(Secondary) 5 
17Form(Secondary) 6 
18大学  
19 
20 
21 

※詳細は必ず関係機関に直接ご確認ください。
 

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