Springでは対面の説明会さながらの情報を海外で生活する受験生のご家庭へお届けします。 各校の特徴あるカリキュラムや入試情報を掲載していますので、 お子さまにぴったりの学校を選択する一助になりましたら幸いです。
「オンライン」でもぜひチェック!
各学校では「オンライン説明会」を実施したり、臨場感あふれる「学校説明会ムービー」などを公開しています。ぜひご活用ください。Springでは、これらの情報が入り次第、ウェブサイトに掲載し、Instagramで発言しています。ぜひフォローして最新情報をお見逃しなく。
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- オンライン説明会の日時は「日本時間」で記載されている場合が多いため、ライブ配信形式の場合は特に、「現地時間との時差」にご注意ください。
オンライン説明会は各学校のウェブサイトで実施方法をよくご確認いただき、事前にダウンロードや各種設定を済ませてからご参加ください。
- ※誌面と同じ一覧がPDFでご覧いただけます。
◎ 参加校一覧(掲載順)
シンガポールにある学習塾の 先生に聞きました
現在、海外生・帰国生受け入れ校の多くが説明会を開催しています。 説明会に参加する際に留意する点や、その後の「志望校選び」について、長年多くの生徒たちを指導している塾の先生方にアドバイスをいただきました。
オービットアカデミックセンター
教室長 満仲 孝則 先生質問を通して
学校の教育観を知ろう学校説明会では「子どもに受けさせたい教育」「お子さまの資質」を踏まえた上で、希望する「学校像」を明確にしておきましょう。生徒本人が感じる直観も大切です。学校に自分の「居場所」があるかどうかは重要で、特に私立は「机上の勉強」以外に学ぶ環境があるかどうかに差があります。広い校庭や充実した図書館など、自分がやりたいことができる場所があるかを見ておきましょう。
帰国生への教育観を知るために「帰国生の強み・弱み」「日本人学校生とインター校生の違い」などを聞いてみると良いでしょう。「帰国生」を十把一絡げにするような学校には、真の帰国生指導は期待できない可能性があります。 説明会では良い面をアピールすることがほとんどなので、退学者数や望まない生徒像など、ネガティブな内容を聞くのも一つの手です。それらに対する答え方と内容から、その学校の誠実さや正直さを垣間見ることができるでしょう。学習塾KOMABA
塾長 石川 晋太郎 先生説明会を有効活用し、
早めの学校選びを海外での経験や、学んできたことは一人ひとり違います。入試の出願条件やレベル、倍率だけではなく「自分がどのように伸びていけるか」「学校生活をわくわくできるか」のイメージを大切にしてください。所得制限を撤廃した「高校無償化」が進んだ場合、学校選びで「特色」を重視する傾向が強まるでしょう。帰国生である子どもたちが、未来に向けてより豊かな学びをするために、学校選びは早めにご家庭で話し、進学する子どもたちが主体的に考えるよう働きかけてください。 「帰国生受験の問題」が公表されている学校は少ないです。学校に相談をすれば、学力レベルや出題範囲について口頭で教えていただけることが多いので、学校説明会は大切にしてください。以前聞いていたとしても、受験学年であれば必ず志望校の学校説明会には参加することをおすすめします。
WAO シンガポール 校長
川中 大和 先生流されない!
「我が子」だけの進路選び。まずは優先事項を決めることをおすすめします。「活発な生徒が多い学校」「落ち着いた雰囲気の学校」など、ウェブサイトや学校案内からでは判断が難しい事柄もあるでしょう。インター校・現地校生は「英語教育の充実度」「日本語のフォローがあるか」、日本人学校生は「習熟度別の授業があるか」なども参考にすると良いと思います。 学校の情報には、毀誉褒貶さまざまな情報が含まれています。疑問点を躊躇せず質問することで、お子さまを進学させるに足る学校かどうかを判断できるはずです。 学校によっては、帰国生受験と一般受験の難易度にかなりの差があります。お子さまが国内生向けの模擬試験で偏差値が低かったとしても、帰国生受験なら合格するケースもあります。 合格後は、安心して勉強をやめてしまうと入学後にかなり苦労することになります。受験終了後は、安心せずに入学する学校の内容の予習をしっかりとすることも大切です。
早稲田アカデミー シンガポール校
校長 塩澤 善秀 先生「学校が求める力」を鍛え、
長距離走で臨もう生徒によって「この学校に通いたい!」と感じるポイントは異なります。まずは「何を基準」に学校を選ぶか、ご家庭で方針を共有することが第一歩です。帰国生入試は、学校ごとに出題傾向や評価軸が大きく異なるため、「学校が求めている力」を鍛えることが大切です。 例えば、中学受験で英語がある学校は「飛び抜けた英語力」、高校入試で小論文/面接がある学校では「海外経験に基づく表現力」、一般入試と同日に入試がある学校は「国内生と同等の学力」が必要です。受験校を早めに絞り、計画的に準備することが成功のカギになるでしょう。 また、帰国入試は早く始まるため、入試期間が長い傾向があります。生徒も保護者もメンタルが消耗するケースをよく見ますので、短距離走ではなく長距離走のイメージで、「どこにマイルストーンを置くのか」も大切にしましょう。
早稲田アカデミー インター校 シニアメンター
五十嵐 敢 先生出願資格を確認し、
早めの準備を学校説明会は、いわば学校との「出会い」の場です。特長を理解することも大切ですが、「メッセージを受け取る場」と考えると良いでしょう。お子さまが「行きたい」という心のエンジンが駆動するためには、学校案内やオンラインの情報だけでは足りないのかもしれません。近年は親子で説明会に臨む方が多いようですが、それは志望校選択のために望ましいと思います。 私たちが「G9の壁」と呼んでいる問題があります、それは、インターナショナルスクール生が高校を受験する際の「出願資格」です。ご家庭で必ず願書を読み、高校受験に必要な要項を満たしているか確認をしてください。 中学・高校の入試では、「入試時期」と「出願時に必要な資格」の2つを事前に確認しましょう。中学入試では11月20日から、高校入試では10月中にシンガポール入試がスタートしますから「早めの準備で必要な条件をつかむ」ことが大切なポイントになります。
2025年6月25日現在の情報です。最新情報は直接お問い合わせください。